古民家を購入された施主様が以前から希望しておられた薪ストーブ設置を実現されました。
ストーブ本体と炉台壁はお客様の支給品です。当店には煙突工事と本体炉台壁の設置をご依頼されました。
空間への収まりが施主様の狙い通りになり、大変満足されておりました。
築年数がかなり経っている建物のため、強度に影響がでないようにプランニングし、煙突の支持は数と場所を慎重に吟味して施工させていただきました。
小型ながら36cmの薪が入る鋼板製ストーブです。脚が短いため炉床は断熱ボード入りとして対策しています。燃焼室と床面までの距離が意外にあるため真下の熱の影響は思ったほどではありませんでした。
炉床はストーブ前面に余裕があるので見た目が良く、扉の開閉時にくずや灰が多少こぼれても安全にクリーンに運用できると思います。
鋼板製で小型のストーブは輻射熱を早く得やすい特徴があります。蓄熱能力や容積面で標準サイズ以上の鋳物ストーブには多少劣るところもありますが、建物や使用環境によって充分機能します。
ご主人様は薪つくりを頑張ってください!